急に話は変わりますが、話題の映画『プラダを着た悪魔2』を観てきたので、今回はその感想を書きたいと思います!
私はバイク以外にも映画鑑賞が好きなので、今後も映画を観たらちょくちょく感想を書いていくかもしれません(笑)
「家を買う」という、このブログのメインテーマからはかなり話が変わりますが、映画好きの方はぜひお付き合いください!
今回は途中からネタバレがありますので、まだ映画を観ていない方はご注意ください。
『プラダを着た悪魔2』のあらすじ
『プラダを着た悪魔2』は、2006年に公開された『プラダを着た悪魔』から約20年を経て制作された続編です。
舞台は、ニューヨークのファッション業界で絶大な影響力を持つ雑誌「ランウェイ」。
今回の主な登場人物は、
- ランウェイの絶対的なカリスマ、ミランダ
- ミランダの右腕として働くナイジェル
- 前作でランウェイを退職し、その後ジャーナリストとしてキャリアを積んだアンディ
- 前作でアンディの同僚だったエミリー
この4人です。
そして何より嬉しいのが、前作の主要キャストがほぼそのまま戻ってきていること!
20年という時間を経て、それぞれの人生がどう変化したのか。
そこも今作の大きな見どころだと思います。
ストーリー
今回の物語は、ランウェイが雑誌として存続の危機に直面するところから始まります。
今では紙の雑誌を買って読む人が減り、スマートフォンなどでネットの記事を気軽に読む人が増えました。
ランウェイもその時代の変化とは無縁ではありません。
長年ファッション業界の最前線で戦ってきたミランダにも、現代の時代に合わせた変化が求められることになります。
一方、アンディも報道記者としてキャリアを積んでいましたが、こちらも時代の変化によって壁にぶつかることに。
そんな中、アンディは古巣であるランウェイに戻り、自分がこれまで培ってきたジャーナリズムの経験を生かして、状況を打開しようと試行錯誤します。
いろいろな人が、それぞれの立場から動き出す。
そして、周りに振り回され、お互いに振り回され……。
なかなか目が離せない展開です。
まずはネタバレなしの感想
まず、ざっくり感想を言うと……
「また観たい!」
いい映画でした!!
続編映画というと、どうしても前作と比較されますよね。
「1作目のほうがよかった」
「続編なんて作らないほうがよかった」
なんて言われてしまうこともあります。
でも、私は今回かなり満足しました。
もちろん前作を意識したシーンもたくさんあるのですが、単純に「1の続きを作りました」という感じではなく、2006年から約20年が経った2026年の現代に合わせたストーリーになっていたのがよかったです。
特に、会社や仕事を取り巻く環境の変化が描かれていて、社会人として働いている私には「わかる……」と思う場面もありました(笑)
そして、何より懐かしい!!
ミランダ、アンディ、エミリー、ナイジェル。
この4人をまたスクリーンで見られただけでも嬉しかったです。
ここからネタバレあり!!
⚠️ ここから先は映画の内容に触れます。
まだ『プラダを着た悪魔2』を観ていない方は、ここで一旦ストップしてください!

冒頭から「プラダを着た悪魔」らしさ全開!
冒頭は、アンディが鏡を見ながら歯を磨くシーンから始まります。
この時点で、
「おお……!」
となりました(笑)
前作を彷彿とさせるスタートなんですよね。
そして、その後の出勤シーンも前作を思い出させてくれます。
前作の最初の出勤シーンでは、アンディがオニオンベーグルを食べながら地下鉄で移動していました。
そしてファッションを意識するようになってからは、車や人などが画面を遮るたびに、アンディの服装が次々と華やかに変わっていく。
あのシーン、すごく印象に残っています。
一方、今作のアンディは……
最初から服装がキマっている!!
20年の間にちゃんと成長したんだなぁ、と感じました(笑)
前作ではファッションに興味がなかったアンディが、今回は颯爽と出勤。
この違いだけでも「20年って長いんだな」と感じます。
アンディとミランダ、それぞれの苦境
物語の最初は、報道記者として成功したアンディの姿から始まります。
前作でランウェイを辞めたあとも、アンディは着実にキャリアを築いていました。
ところが、ここでも時代の変化によって壁にぶつかります。
一方のミランダも、現代のファッション業界ならではの問題に直面します。
そんな中で、アンディとミランダはそれぞれの状況を打開しようと動き始めることになります。
そして、無職になったアンディが……
まさかのランウェイに舞い戻る!!
ここはちょっとテンションが上がりました(笑)
まさかのエミリー!「雑誌辞めたの!?」
そして私がかなり衝撃を受けたのが、エミリーです。
ランウェイの一番の広告主であるブランドにアンディが会いに行くと……
なんと、その責任者が元同僚のエミリー!!
「えっ!?エミリー雑誌辞めたの!?」
「あんなに生き生きしていたのに!」
「えー!何があったの!?」
という気持ちでした(笑)
でも、そんなエミリーもめちゃくちゃかっこよかった。
ランウェイでしゃかりきに働いていた頃とは違い、今では地位のある役職についていて、自分の立場をしっかり確立しています。
前作ではミランダの下で必死に働いていたエミリーが、今では自分の判断で仕事を動かしている。
20年の年月を一番感じたのは、もしかしたらエミリーかもしれません。
今度の敵は「新しいCEO」
相変わらず冷たいミランダ。
そして、裏でしっかりサポートしてくれるナイジェル。
なんとか状況を打開できて、ミランダが再び大躍進できるのかと思った矢先……
またしても危機が訪れます。
今度は、親会社のCEOが変わったことで、ランウェイそのものの存在が危うくなります。
新しいCEOはファッション業界とは無縁の人物。
そして、ランウェイという雑誌に価値を見出していません。
CEOの意向によって、どんどん削減・縮小の方向へ進んでいきます。
ここから新たな打開策を探していくことになるのですが……
ここに関しては、私も一人の会社員として物申したい!!
専門外のことにいきなり口を突っ込むのはやめろ!!(笑)
口を出す前に、まずはそこで長年働いている人たちに内情を聞いてほしい。
そして、実際に現場を見てから判断してほしい。
何も知らない人が突然やってきて、好き勝手に変えようとしても、うまくいくとは限らないでしょう!!
……と、映画を観ながら思っていました(笑)
もちろん、実際の企業経営では外部の視点も必要だと思います。
今作のCEOも、自分が適当に口を出すのではなく、外部のコンサルティングチームを入れて改善しようとしていました。
そこは現実的ですよね。
ただ……
その「外部の何も知らない人たち」に現場をいじられる側は、たまったもんじゃない(笑)
と思ってしまいました。
社会人として働いている方の中には、同じような経験や気持ちになったことがある人もいるのではないでしょうか。
歴史のある会社が変わっていく寂しさ
外部のコンサルチームによって、ランウェイはどんどん変化していきます。
ミランダをはじめ、長年働いてきた人たちにとっては、非常に働きにくい空気になっていきます。
このあたりのシーンは、私はちょっと寂しかったです。
良くも悪くも、こうやって歴史のある会社は時代に合わせて変わっていくんだな、と。
会社の雰囲気や社風。
そこで働いてきた人たちが積み重ねてきたもの。
そういったものが、経営方針の変更によって少しずつ変わっていく。
映画を観ながら、なんだかしんみりしてしまいました。
アンディとエミリーが協力!
ここからアンディとエミリーが協力して、ランウェイを守ろうとします。
ただ、もちろん人間なので、お互いが見ているゴールが完全に同じとは限りません。
それぞれに立場があり、それぞれの考えがある。
その中で大きな転機が訪れます。
そして……
今度はミランダとアンディが協力してランウェイを守ろうとすることになります。
ここはかなりワクワクしました!!
前作ではミランダから、
「That’s all」
と言われて追い払われていたアンディ。
それが今作では、一緒に仕事をすることになるんです。
なんだか感慨深い……!!
アンディ自身も、一番ワクワクしていたんじゃないでしょうか(笑)
前作から20年。
あのミランダとアンディが同じ目的のために協力する。
この関係性の変化は、続編ならではの面白さだと思いました。
そしてランウェイはどうなるのか?
紆余曲折ありましたが、最終的にはランウェイを守ることができ、めでたしめでたし。
……ということで、無事に物語は終わります。
今作は、前作とは少し違った面白さがありました。
前作では、アンディがファッション業界という未知の世界に飛び込み、ミランダの下で働くことで成長していく物語でした。
一方で今作は、20年後の社会を舞台にして、実際に社会で働いているからこそぶつかる問題が描かれていました。
会社の経営。
時代の変化。
デジタル化。
人間関係。
キャリア。
組織の変化。
こういった部分がストーリーに入っているので、前作よりもリアルさを感じました。
登場人物たちの20年後
続編ということで、登場人物たちも前作から大きく変化しています。
ここからは、個人的に印象に残った登場人物について書いていきます!
ミランダ
まずは、もちろんミランダ。
前作では50代だったミランダも、今作では70代。
20年経っていますからね。
そして驚いたのが、なんとウィッグの白髪を少し薄くする工夫をしていたそうです。
これは映画パンフレットのメリル・ストリープさんのインタビューで知りました。
確かに、映画を観ていて「年相応の髪のボリュームだな」と思っていたのですが……
まさかウィッグにまでそんな工夫が!!
こういう裏話を知ると、もう一度観たくなります(笑)
そして、現代といえば「コンプライアンス」。
なんとミランダもコンプラに悩まされています。
前作ではアンディにコートを投げつけていたミランダですが……
今作では、なんと!!
自分でハンガーにかけています!!
どうやら人事部に苦情が来て、指導されたらしく(笑)
めちゃくちゃ現代を感じました。
さらに発言についてもコンプライアンスを意識していて、ことあるごとにファーストアシスタントから指摘されます。
これが本当に面白い(笑)
前作のミランダからは想像もつきません。
それでも、凛とした佇まいや、仕事にかける情熱は変わっていません。
20年経っても「ミランダはミランダ」でした。
アンディ
アンディもかなり変わりました。
前作と比べると、社会の荒波をかいくぐってきたことで、かなり落ち着いた雰囲気になっています。
そして服装も変わりました。
前作では、いろいろなジャンルの華やかな服装をしていましたが、今作ではオフィスカジュアルが多い印象。
ここにもアンディの成長を感じました。
……とはいえ、
無鉄砲なところは相変わらず(笑)
そしてナイジェルに服を借りるのも相変わらずです。
そこは変わらないんですね(笑)
恋愛面でも前作とは違った展開があります。
アンディは新しい男性と出会うのですが、その出会い方がまた大人なんですよね。
友人に誘われてリノベーションされたマンションを見に行ったとき、偶然出会った男性と仲良くなり、何度か食事をする。
なんだかいいですよね~。
しかも、アンディが書いた記事をしっかり読んでくれる。
「ちゃんと自分の仕事を見てくれている人」という感じがして、誠実な男性だなと思いました。
大人になったアンディの恋愛も、前作とは違う魅力がありました。
エミリー
そして……
私が一番衝撃を受けたのがエミリー!!
まさか雑誌を辞めて、小売業界に転職しているとは!!
これは本当にびっくりしました。
しかも、子どもが2人いて、離婚も経験していて、さらに富豪の彼氏までいる。
20年の月日を一番感じるキャラクターでした。
ミランダの下で働いていた頃とは違って、自分の裁量で仕事をできるようになり、それはそれで生き生きしていましたね。
そして……
富豪の彼氏が気になる(笑)
映画の中では、
「高校時代だったら見向きもされなかったタイプ」
「なんであんな人と!?」
みたいな感じで、かなり酷評されていました(笑)
まぁ、海外の方の顔の美意識は私にはよくわかりませんが……
単純に、
会話はいまいちな奴でした(笑)
しかも人前でエミリーに挨拶したときにお尻を触って、エミリーにたしなめられていたり。
映画を観た方の中には、この関係を「シュガーダディー」と見る方もいるようですが、私はそこまで利害関係だけでつながっているようには感じませんでした。
単純に、富豪の男性がエミリーを気に入って、猛烈にアプローチした結果なのかな?
……これがシュガーダディーなんでしょうか(笑)
とはいえ、エミリー自身の「野望を達成するために前に進み続ける」という姿勢は、前作から一貫していました。
そこは変わっていなくて嬉しかったです。
ナイジェル
そして最後は……
安定のナイジェル!!
もう本当に変わらない。
いい意味で変わらない(笑)
自分の仕事をプロとして淡々とまっとうする。
ミランダからの信頼も揺るぎません。
ただ、雑誌がデジタル化され、片手間に読まれるようになっていく現状については、やはり憂いていました。
そんなナイジェルですが、前作から大きく変わったところがあります。
それは……
ナイジェルが報われるシーンがあること!!
なんと、ミランダの代わりにスピーチをするシーンがあるんです。
あのミランダの代わりに!!!
これは最高でした。
ナイジェル、よかったね……!!
と、ちょっと感動してしまいました(笑)
そして、キャラクターとしてはほとんど変わっていないナイジェルですが、現実世界ではなんと……
エミリーのお姉さんと結婚していたらしい!!
これには私も衝撃でした(笑)
映画本編とは別のところで、
「えっ!?そうなの!?」
となりました。
『プラダを着た悪魔2』を観てみて
というわけで、今回は『プラダを着た悪魔2』について書いてみました。
前作が好きだったので、続編ということで「どうなんだろう?」と思いながら観に行ったのですが……
私はかなり楽しめました!
特に、前作から20年経ったことで、それぞれのキャラクターがどんな人生を歩んできたのかを見ることができたのがよかったです。
そして、2006年と2026年では、仕事を取り巻く環境も大きく変わっています。
紙の雑誌からデジタルへ。
働き方やコンプライアンスの変化。
会社の経営方針。
キャリアの積み重ね。
そういった現代ならではのテーマが入っていたことで、単なる「前作の続き」ではなく、20年後だからこそできた続編になっていたように感じました。
前作が好きな方はもちろん、社会人として働いている方にも「わかる!」と思う場面があるかもしれません(笑)
そして何より……
ミランダ、アンディ、エミリー、ナイジェルの4人をまた観られたことが嬉しかった!!
気になる方は、ぜひ観てみてください。
楽しい映画鑑賞の時間を過ごせると思います🎬✨

